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日本大学法学部 臼井ゼミナール

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【U9ーSTYLE】高橋ゆり花編

2016年07月27日

カテゴリー: U9-STYLE

今週のU9STYLEは、高橋ゆり花が担当させていただきますっ!!!

さて、U9STYLEも今週で11回目ということで、9期生がどんな人たちなのか理解していただけてきたかなと思います。本当に個性的な面々が集っているなと、私自身もしみじみ感じております。

うちの班では、潤太の誕生日プレゼントを買いに行きました!

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わー、嬉しそう!(笑)

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さて(笑)、さっそく本題に入っていきたいと思います!
今週のテーマは『コラム』です!
タイトルは、『英語と日本語の違い -目指せ1.2フィニッシュ!!! 質疑応答もどーんとかかってこーい!!!-』です。
よーし、がんばるぞっ!!!

突然ですが、最初に結論だけ言います。

『始め』が肝心!!!!!

エリ:ねぇ、リサ、最近、トムとはどんな感じなのよ?
リサ:トム?あぁ、実はね、私、彼のこと……。
エリ:(え、リサもしかして、トムのことが好きなのかしら!?)

リサ:私、彼を全く思い出せないの。

エリ:( ゚Д゚)

ちょっとこの例だと、リサが軽い記憶喪失みたいになってしまいましたね。(笑)

(私)(彼を)(全く)(思い出せないの。)

ここでリサが結局のところ伝えたいのって(思い出せない)って部分ですよね。日本語はこのように結論を最後に言います。だから、最後まで話を聞かないと、何が言いたいのか分からないのですね。言い換えると、最後さえ聞いていれば、結局のところ何が言いたいのか分かってしまうのです。そして、私たち日本人はこの語順に慣れているため、「最後さえ聞いていればいいや。」と始めを無意識に聞き流してしまう傾向があります。

一方、英語はというと、

I cannot remember about him at all.
(私は)(できない)(思い出す)(について)(彼を)(全く)

うーん、結論が早い! ついでに否定も早い!

このように、英語は重要なことを先に言います。日本語が後方重心型だとすれば、英語は前方重心型の言語であるといえます。つまり、英語で話すときは結論を始めに持ってくるということを意識する必要があります。

また、日本語は質問する時も、後方重心型の言語です。

例えば、〔あなたはどこに行きたいですか?〕であっても、(ですか?)という質問している表現は最後にきていますよね。

一方、英語は前方重心型なので、質問文であるのかどうかは初めで分かります。

How are you?
Do you like chocolate?
When did she come home?

ほらね!(笑)

そして、前方重心型と後方重心型の違いによる難しさは、質問された時に顕著に出てくると思います。

例えば、

Where do you want to go? 〔どこに行きたいですか?〕

と質問されたとします。
この場合、自分が行きたい場所を答えればいいので、

I want to go to Hawaii. 〔私はハワイに行きたいです。〕

などと言えばいいですね。

しかし、はじめを聞き逃してしまうと、

●●● do you want to go? 〔●●●行きたいですか?〕

おおお、悲劇です。

これだと、when(いつ)なのか、 where(どこ)なのか、 why(なぜ)なのか、はたまたhow(どのように)なのか見当もつきませんよね。

この状態でテキトーに「whyだろう!」と想定して、

Because there is a beautiful ocean!!! 〔なぜなら綺麗な海があるからです!!!〕

などと、答えたとしても、
臼井ゼミ恒例の

「私の質問に答えてください。」

がきてしまいます。

なので、みなさんも「英語は『始め』が肝心!!!!!な言語だから、絶対に始めは聞き逃さないぞ~。」って注意してみてください。ただやみくも聞くよりも、聞き取りやすくなるかなぁと思います。

以上で、『英語と日本語の違い -目指せ1.2フィニッシュ!!! 質疑応答もどーんとかかってこーい!!!-』は終わります。

でも、このブログを終える前に臼井ゼミに対してちょっとだけ。

こんなに本気になれる環境にいれて、私は幸せです。

はい、以上!(笑)

さーて、そんなこんなで、U9STYLE次週で最終回です。
誰が担当かなぁ~? お楽しみにぃ~! バイバーイ!!!