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日本大学法学部 臼井ゼミナール

選んでもらったんご_8

【U10‐REAL】佐藤大揮編

2017年06月22日

カテゴリー: U10-REAL

みなさんこんにちは。

同郷の純白男子、齋藤康平からバトンを受け取りました。

今週のブログを担当します、10期企画の佐藤大揮です!

 

選んでもらったんご_8

 

実は齋藤とは入学前まで面識はなかったのですが、

通っていた予備校が同じだったらしく、

東京まで出てきて世間の狭さを感じております…

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(笑)

さて、早速本題ですが、今回僕が取り上げるテーマはこちら!

「社会人基礎力」

です。

社会人の方や就活している方は聞き慣れている言葉かもしれませんが、

多くの方はあまり馴染みがないのではないでしょうか。

 

そもそも社会人基礎力とは何ぞや?って話なのですが、

 

社会人基礎力とは、2006年から経産省が提唱している

「前に踏み出す力」

「考え抜く力」

「チームで働く力」

の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、

「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」

のことです。

 

 

なんかよくわからないなぁ…とも思うのですが、

なんと企業はこの力を見ているらしいです。

 

就活を控える身としては絶対に押さえておきたい要素ですね…

 

まぁ正直、僕も最初「社会人基礎力」を知った時、

「ザックリしすぎじゃないですか」

「何でこんなこと企業が重視してるんですか」

って思いました。笑

 

 

そこで、今回はこれまでの自分の経験を通して気づいた

「社会人基礎力」の重要性について解説していければと思います。

 

では最初にこの図を見ていただきたい。

 

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この図は企業と学生の意識のギャップを示したものです。

見て分かる通り、どの項目もだいぶギャップありますね。笑

 

 

この中でも特に問題とするのは、

”学生はできていると思っていても、

企業からすると足りないと思っていること”です。

 

なぜかというと、

自分たちはあくまでも各企業の基準で実力を測られるため、

いくら自分でできていると思っても受け入れてもらえないということですね。

 

 

つまり自分のことは棚に上げて言いますが

「身の程を知らない」ということです。笑

 

まぁギャップのある項目はたくさんありますが、

今回はこの中でも特に企業重視度の高い

主体性」

に絞って書いていきます。

じゃあちょっと書いていく前に質問させてください。

 

みなさんは

「主体性」と「自主性」って言葉をごっちゃにして使っていませんか。

 

 

この違いって説明できますか。

 

 

実は「主体性」を語る上でここポイントです。

 

だいたい人前でアピールする時、

「〇〇を主体性持って取り組みました〜」って言いますよね。

 

それ「自主性」のことがほとんどです

 

企業と学生の間で意識のギャップがあるのも、

この誤解が影響してるのかなと思います。

 

じゃあ「主体性」とは何か。

主体性とは、”新しいことに挑戦すること”です。

 

もっと言うと、自分の意思や判断で行動して、リスクを取れることです。

「自主性」とはやることが決まっていて、それを進んでこなすことです。

 

 

例えば、居酒屋のバイトで考えてみましょうか。

 

「自分が売り上げを出すために接客技術を磨いて、その結果10万円の増益に貢献しました。」

 

この例は「主体性」か「自主性」か。

 

 

この場合は自主性です。

やることは決まっていて、接客の質を上げる努力を自主的に行ったと解釈できます。

 

では次に

「10万円の売り上げが立つ企画を一から考え、

マイナスが出たら自分が負担する代わりに増益分の数%は報酬としてもらう契約で企画を成功させた。」

 

この例は「主体性」か「自主性」か。

 

これは「主体性」になりますね。

理由は見て分かる通りリスクを背負った上でチャレンジをしています

 

比較したら差は歴然。

つまり、このことから主体性は自主性の上に

成り立つ積極性の高い概念と言えますね。

 

我々に今求められているのは「主体性」です。

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誰かが敷いたレールをたどるのではなく、

自らの決断でリスクを取っていくことが大切です。

 

確かにこれから仕事をしていく上で、

新たな価値を創れる人が必要とされるのもこれで納得がいきますよね。

 

ここまで「主体性」と「自主性」の誤解を明らかにしてきました。

 

臼井ゼミでも「主体性」という軸で活動していますが、

まさに”自分の意思や判断で行動して、

リスクを取れること”を求められていると思います。

 

なぜなら海外で活躍している人材は

「主体性」を前提に各分野で

スキルを身につけたスペシャリスト達だからと僕は思います。

 

つまり、今後グローバル社会になっていく世界で

自分たちが生き残り、リーダーとして

引っ張っていくためには絶対に必要な素養です。

 

この力を身につけるためにも、

10期一同ゼミ活動を通して努力していきたいですね。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

次回予告、、、、

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お見逃しなく!!!