先日公開した、Polaris班へのインタビューに引き継ぎ、これからゼミ選びをする後輩たちに向けて、臼井ゼミはどのようなゼミで、IBインカレに向けてどのような活動をするのか、どういう目的・理由をもってゼミを選ぶべきなのか?といったことを伝えていきます!
第2回は、13期Yorugo班からユンさん、服部さん、池田さんにインタビューさせていただくことができました!
(写真向かって左奥から)ユンさん、池田さん、服部さん(以下敬称略)
インタビュアー:佐々木、平永、野崎
※撮影時のみマスクを外して撮影を行っております。
Q 臼井ゼミに入ろうと思ったきっかけ・理由は何ですか?
ユン:結論から言うと、臼井ゼミで学べることが自分の勉強したかったことと合っていたから。法学部に入学したけど、もともと興味があった分野は商学や経営だったんだ。
大学卒業から10年以上経っている知り合いがいるんだけど、その人の「今も交流のある大学の友達はゼミの人だけ」という話を聞いて、遊ぶだけのゼミよりは、真面目な人が多いゼミ、達成感を味わえるようなゼミに入ろうと決めたんだ。
あと、他のビジネス系のゼミもみてみたんだけど、やってる人とそうでない人との差が激しく、その中にいると自分のやる気も失いそうだなと思ったよ。
池田:ユンと同じで、商学・経営系の学問を学びたかったっていうのがあるね。
ゼミ選びにおいては、自分が何を学びたいのかが第一だと思う。うちの学部はたくさんのゼミがある。自分の興味を一つの軸として、次はそこのゼミで何を得られるか、どういう人がいるのか。説明会への参加などを通してどういう色のゼミなのかを自分の目で見極めた上で選ぶ事がゼミ選びでの重要なポイントだね。
服部:まず、自分はゼミに入るつもりはもともとなかったんだ。ゼミのイメージとしては、飲み会と単位のための論文を書くものだと思っていた。だからゼミに入るくらいなら自分で資格とかのためになる勉強に時間を費やすほうがいいと思っていた。
だけど、3年生からの就活について考えたときに、面接で話すことがないと思ったんだ。宅建はとったからその話はできるけど、それだけじゃ弱いし、大学生活でなにかやり遂げましたか、と聞かれた時に自信を持って答えられるものがなかったんだよね。だから、宅建をとってだらけてしまった自分を変えたいと思った。だからゼミを見てみて、ガチで取り組める、自分を変えられる、何かをなし遂げられるゼミがあれば入ってもいいかな、って考えていた。
そこで自分は経営法学科で臼井先生の授業をとっていて、マーケティングへの興味もあり、先生の授業も面白かったからから臼井ゼミに興味を持った。噂ではすごいガチゼミだとも聞いていて、もしかしてここなら自分にあうのかな、と思って説明会に行ってみたんだよね。そこで「臼井ゼミはすごくキツい。でもその分成長できる」という話をされた。そこにも惹かれたけど、説明会で一番良かったと思った点は、どうぞうちに入って下さいという風にただゼミ後輩をゼミに入れることを勧めるためのものではなく、本当に一人ひとりにあったゼミに入れるように親身になって考えてくれたところかな。
佐々木:みなさん、自分のやりたい分野、説明会で雰囲気、自分の学生時代に達成したいことからゼミ選びをしたんですね。
Q 臼井ゼミ入室前と入室後のギャップについて教えて下さい。
服部:論文ベースの学術的な勉強であることや、忙しいことは想定していた。だけど、自分の性格上、自分ひとりで頑張るってなるとすごく労力がいる。そこで環境が重要だなって思っていて、「属していれば、勝手に成長するだろう。臼井ゼミのみんなはすごいから勝手に成長するだろう」って思っていたところがあった。
だけど入ってみたら最初の期間は先生もいないし※、自分が動かないと先輩も動いてくれないし、研究も進まない。属しているだけでは自分から行動しないといけない。ギャップと言うか自分の今までの意識の部分を痛感させられた。噂で臼井ゼミは就活に強いって聞くことも多いと思うけど、ゼミにただ入れればそうなるってわけではなくて、臼井ゼミで頑張るからこそ学んだことや考え方が就活に生きているっていうことなんだよね。そこは自分の甘さを感じた。
服部さん:日本大学法学部経営法学科 13期臼井ゼミナール
池田:一番驚いたのは入室からの数カ月間先生がいないところかな。※先生に教わらずに1つだけ上先輩から学んで、本当に大丈夫かな、とは思った。結果的に、先輩たちはすごく親身になってくれてすごく自分の成長にもつながった期間になったよ。
他には、忙しいということはわかってはいたけど想像以上に忙しいってことだね。赤本をやって忙しさのレベルが違うなって正直思った。部活はそれなりにしていたけど、今までこれほどがっちり縛られる組織に属していたことがなかったから正直面食らったね。
※臼井ゼミでは入室から3月いっぱいまでの間、
マーケティングの基礎、統計学、国際経営の学習や個人研究を通じて一つ上の代の先輩たちと一緒に学ぶ期間があります。
ユン:
二人の話してくれたことが結構全てになるかな。
入室準備の段階の話にはなるけど、ゼミの活動は授業のような形式を想像していたけど、自ら学んでいくことに気づいたかな。あとは思ったより研究はきつかったな。
新しく入ってくる人たちには授業のような形式ではないということを知っておいてほしい。
Q IBインカレを終えての振り返りをお願いします。オンラインでのゼミ活動についてもお聞きしたいです。
*IBインカレとは、国際ビジネス研究インターカレッジ大会という全国論文大会で、毎年12月に開催されます。全国16大学のゼミが参加しています。
出場校例:東京大学、慶應義塾大学、東京理科大学、東北大学、明治大学等
http://ibintercollege.org/
ユン:オンラインでの活動だと雰囲気作りや考えを伝えるのが難しくなってしまうから、個人的には最初の基準を高く設定しようと思った。頻度を高くすることで、オンラインでのゼミ活動でも質を高めるようにしたよ。僕の家で集まったりもしたね。僕たちの代から初めてのオンラインの活動にはなったけどあまり不便は感じなかった。
池田:IBインカレ直前の話をすると、締切間近になるともちろんいつもより会う時間は増えるね。お互いの強みを活かした分業を行ったりもしたね。英語はユンの力を借りながら分業して俺たちが日本語で書いてユンが英語を書いたりね。
直前期は朝からzoomをつないで昼休憩を挟んで午後から又やって、夜もやるの繰り返しだった。個人的にはバイトもやっていたしもちろん辛かったよ。
英語の発音も夜にユンの家を周りを徘徊して練習したのも覚えている。
一回トラブルになったこともあった。いつも俺たちは仲良く円満にやっていたわけではなかったよ。本音を言い合える仲になれていたことが今となっては嬉しい。もちろん当時は友達とも遊びに行けず辛かったけどね。
けど、今振り返るとあの時楽しかったなって思うし、本当にこの二人と研究できてよかったと思うよ。
池田さん:日本大学法学部経営法学科 13期臼井ゼミナール
服部:お互いにコミュニケーションを取る上で本音を言うっていうのは自分でも気をつけていたかな。本音で語り合得るっていうのは、研究に真剣に取り組んでいるからこそ、こっちのほうがいいじゃん、いやこっちのほうがもっといいでしょっていうことで研究がより良くなっていくと思うんだよね。
Q 臼井ゼミに入ってよかったこと、一番成長したと感じることは何ですか?
服部:IBインカレが終わるまでの期間は自分のために頑張ってきた、それはそれで自分の限界をしれたのはすごく良かった。社会に出てこんなに辛いことはないんじゃないかなっていうくらいの経験ができた。先輩の話で社会人になっても臼井ゼミを超える辛さはなかったとも聞く。それくらい、有意義な時間だったなって思う。
今IBを終えて、後輩を育てて指導してってなったときに臼井ゼミ全体を見る機会が増えて今後ゼミ全体をどうしていこうかというところで組織全体のことを考えられるようになったね。
あと、自分はもともとあがり症だったんだけど、臼井ゼミの活動の意見を発信する経験を通して、今では就活の面接でも緊張をせずに話せるようになったよ。
ユン:成長したと感じるのは、まず論理的思考力かな。ある問題に対して論理を積み重ねる考え方が身についたね。なぜ?と問う力の大事さを感じた。この力はまだまだ身につけている最中だけどね。
ある意味で当たり前のように感じることに対してなぜ?という根本的な質問を考えることの重要性は大きい。社会人の中でも重要だと言われている力を社会に出る前に臼井ゼミで学んだことはすごく良かった。
他に学べたこととしては組織を運営する上での自主性の重要性かな。臼井ゼミってIBインカレで10回中7回も優勝していてすごいと思うんだけど、臼井ゼミのシステムをすごく観察していたんだ。そこには何があったかって言うと、自主性だったんだ。先生が教える側としてコントロールしていたらリミットがある。けど、生徒が自主的であると、ある意味ではそこにはリミットがないんだよ。
ユンさん:日本大学法学部経営法学科 13期臼井ゼミナール
池田:臼井ゼミの活動を通してコミュニケーション能力が身についたかな。臼井ゼミでは話す機会が多いし、インタビューを行ったりして大人と話す機会が多いから面接で全然緊張しなくなるね。あと、グループディスカッションでもしっかりと議論ができるようになったね。コミュニケーションにおいて、自分の意見を一方的に述べるだけではないという対話をする力も身についたと思う。
Q 最後に、臼井ゼミに入室を考えている学生(15期)へメッセージをお願いします。
服部:学生という社会に出る前の最後の自由で一番学べる時間だと思う。将来や今の自分を見つめて自分の足りないものや学びたいことを考えたときに臼井ゼミとビジョンが一緒であれば、ぜひ臼井ゼミに来てほしいし、そのビジョンを実現できるのか臼井ゼミだと思う。
池田:活動してきて、楽しかったことより辛かったことのほうが多いけど、得られる充実感・成長っていうのはすごく大きかった。臼井ゼミで学んだことは社会に出たときに活きると思う。臼井ゼミのビジョンに共感して一緒に学びたいという意欲のある人は是非入室して下さい。
ユン:飲み会とか楽しいことをして仲良くなった友達より、臼井ゼミのように辛い経験を一緒にした友達のほうが長く残る友達になると思う。そういう経験がしたいという人は是非臼井ゼミに来て下さい。
Yorugo班の先輩方、この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
私たちも勉強になることがたくさんありました!
15期の皆さん、説明会でお会いしましょう!
9月からは、14期(現3年生)のブログリレーが始まります。お楽しみに!