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日本大学法学部 臼井ゼミナール

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[U-14]インタビュー 13期Polaris班 前編

2021年07月26日

カテゴリー: U-14

今年度はHPで、臼井ゼミナール4年生の方々(2021年現在)にインタビューした内容を連載していきたいと思います!
 これからゼミ選びをする後輩たちに向けて、臼井ゼミはどのようなゼミで、IBインカレに向けてどのような活動をするのか、どういう目的・理由をもってゼミを選ぶべきなのか?といったことを伝えていきます!
 第1回は、13期Polaris班から阿部さん、板谷さん、小林さんにインタビューさせていただくことができました!

 

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(写真向かって左から)阿部さん、板谷さん、小林さん(以下敬称略)
インタビュアー:佐々木、野崎(撮影者)
※撮影時のみマスクを外して撮影を行っております。

Q 臼井ゼミに入ろうと思ったきっかけ・理由は何ですか?

 

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小林:日本大学法学部新聞学科 13期臼井ゼミナール

小林:臼井ゼミに入ろうと思った理由は2つあって、1つ目は、マーケティングを学びたいという気持ちがあったから。元々広告をつくるサークルに入っていて、そこでビジネスコンテストに出場したことがあるんだけど、優勝したら自分たちが企画したものを実現できるっていう大会だったのね。結果は惜しくも準優勝で、優勝を果たすことはできなかったんだけど、
どうして優勝できなかったのかと考えたときに、マーケティングに対する知識が足りなかったということに気づいて、そこから、マーケティングを学びたいという気持ちが強くなったかな。
2つ目は、1.2年生のころ遊んでばかりいて、そんな自分を変えたいと思ったから。未来の自分が大学時代を振り返ったときに、何もしてないなと思いたくなくて、ゼミに入るならガチゼミに入りたいと思った。そこで、臼井ゼミの説明会やSNSを見て、総合的に判断して入ることを決めたんだ。新聞学科で、マーケテイングに関する予備知識はないけれど、なんとかなると思った。

阿部:臼井ゼミに入ろうと思ったきっかけは、2年生のときに臼井先生のマーケティング論を受けていて、大学の授業で初めて面白いと感じたから。臼井先生の授業は、グループディスカッションとかがあって、自分で考えることを促す授業だった。マーケティングの勉強は社会に入ってからも通用すると思って、臼井先生の授業が好きだったし、マーケティングにも興味があったから、この時点で臼井ゼミにはいることを決めていたかな。決め手となったのは、臼井ゼミの説明会で先輩と話したときに、みんな明確なゴールをもっていて、自分に自信をもって話していて、かっこいいと感じたから。卒業するときに、成長できたと思いたいからこのゼミを選んだ!
ゼミを選ぶときに大事なことは、自分の好きな分野、興味のある分野にするということ。友達と一緒のゼミに入りたいと思う人もいるかもしれないけど、結局は自分で勉強しないといけない。これは大事なポイントだと思う!

小林:あまり入りたいとは思わないけど、友達と一緒にゼミを受けて、友達だけ落ちっちゃって、一人だけ興味のないゼミに残るってこともあるもんね(笑)。目的・意義を失っちゃうよね。

阿部:明確な目標とかなくても、興味のある分野っていうのが一つの選ぶ基準になるよね。だからこそ、自分の好きな分野、興味のある分野っていうところは大事にした方がいい。

板谷:自分がこのゼミを選んだ理由はIBインカレ*優勝っていう、数字的な目標があっていいと思ったから。ずっとサッカーをやってきて勝ち負けの世界にいたから、はっきりさせたい性格で、順位がつかないことが気持ち悪い。だから明確な目標がある臼井ゼミに魅力を感じた。
もう一つの理由は、1.2年生のころ何もしていなくて、何かしたいと思ったから。でも、一人で何かできるほど心は強くない。だから、仲間と切磋琢磨できる環境を探していて、臼井ゼミに入ることを決めたよ!

*IBインカレとは、国際ビジネス研究インターカレッジ大会という全国論文大会で、毎年12月に開催されます。全国16大学のゼミが参加しています。
出場校例:東京大学、慶應義塾大学、東京理科大学、東北大学、明治大学等
http://ibintercollege.org/

小林:初めて聞いた(笑)。

板谷:後は、法律系に興味なかったから(笑)。

 

Q 臼井ゼミ入室前と入室後のギャップについて教えて下さい。

板谷:臼井ゼミがきついゼミだということは知っていたから、そこまで驚かなかった。入室前、自分は法学部の中でも頭がいい方だと思って入ったけど、実際そんなことはなかったことに気づかされた。ゼミに入って、頭の回転の速い先輩や、論文に対する理解の深い先輩など色んな意味で頭のいい人にたくさん出会った。高校までの単なるインプットとアウトプットではなく、違う頭の使い方を求められて、自分はまだまだだと感じた。

野崎:論文への理解ってどういうことですか?

板谷:論文って今まで書いたことないじゃん?論文を書く上で、ロジックとか、論理的構造が大切になってくるんだけど、書き方が分からなかったし、論理的な繋がりを考えるのが大変だった。勉強とは違った頭の回転が求められたから学ぶことがたくさんあった。臼井ゼミに入って学問に近づいた気がする。
受験勉強の1から1を出すのではなく、1を2や3、10にする勉強をしている。臼井先生が傍観者ではなく、1プレイヤーとしてゼミ生とともに高め合っているのがこのゼミの特徴だと思うよ!

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(写真一番左側)阿部:日本大学法学部経営法学科 13期臼井ゼミナール

阿部:私は、3月末にある春合宿まで臼井先生が登場しなくて驚いた。入室前は、臼井先生に講義のように学ぶことをイメージしていたのだけど、入ってみたら、自分たちに論文の書き方や、マーケティングの基礎知識を教えてくれるのは先輩たちだった。そこにギャップを感じた。でも、人に教えられるくらいマーケティングを理解している先輩たちが凄いなと感じた。
春休みに個人研究をやるとは聞いていたが、自分でテーマを決めて、企業にインタビューをするとは思わなかった。全部自分で決めてやらなくてはいけなくて、大変ではあったけど楽しかった。ここが他のゼミとの違いだと思う!

*臼井ゼミは、2年生の12月に入室してから、3年生の4月にプロゼミが始まるまでの期間も活動を行っています。この時期に行う活動は、マーケティング(赤本)の勉強、統計の勉強、個人研究、春合宿です。コロナ禍前は海外研修も行っていました。

プロゼミが始まって、先生と毎週会うようになっても、先生は研究に口出しをそこまでしない。責任はあるけど、自分の好きなことをできる。やらされてる感が好きじゃなかったから良いギャップだった。
後は、めちゃくちゃ大変なことかな。春休みは実質毎日勉強しないといけなくて辛かったこともある

野崎:入る前は大変さについてどれくらいのイメージでしたか?

阿部:春休みも集まって、赤本報告会があるということは知っていたけれど、赤本報告会については、その時に集まって講義を受けて、お題が出て、議論をするというイメージだった。でも実際に蓋を開けてみると、赤本報告会までに自分でレジュメをつくって持っていかないといけない上に、定義や事例をしっかりと記載しないといけなくてとても時間がかかった。

佐々木:下準備とかはいらないと思っていたってことですよね?

阿部:そうそう。下準備とかは考えてなくて週1かって思っていたけど、ゼミに触れるのは倍以上だったかな。だから想像以上に大変だった。

小林:自分は、ゼミに入って2つギャップを感じた。1つは、マーケティング自体にギャップを感じた。マーケティングって聞いたら、Aという製品をどう販売していくか、競合他社はどうなのかというものを想像すると思う。でもこのゼミは、あくまで論文ベース。実際のビジネスに関するマーケティングではない。そこらへんを勘違いして入っちゃう子が多そう。論文を書くことがメイン
2つ目は、きついということ。IBインカレ終わって感じたのは、肉体的な疲れではなく、精神的な疲れの方が大きい。元々、体力には自信があったが、体力的なものではなかった。1年を通して正解がないことに常に向き合わないといけない。答えがないから、今まで培った知識をどう組み合わせればいいか、いかに答えに近づけるか、見えない課題があって大変。IBを終えないと、終わったなとはならない。

阿部:小林君が言っていた、1つ目のキャップは大きいと思う。実際に私たちの代でそれが理由で辞めちゃった子が2人いた。でも、マーケティングやビジネスで売り上げを上げるにしても、基礎や過程はとても大事。そこは論文を書きながら、背景まで学べるから、ビジネスに直接繋がる学びはできなくても、ベースは学べると思う。

小林:後、13期のリアルでいうと、ここまで何もできない代だとは思わなかった。コロナのせいで、合宿も海外研修もいけなかった。最初の方は、プロゼミも対面でできなかった。でもこの経験を活かして、常にできる最善をしようと心がけているよ。14期との春合宿も、Zoomでありながらも、例年に近づけることができた。だから15期もそこは安心してほしい!

 

前編はこれにて終了です!
後編では、IB終わってみての振り返り、オンラインでのゼミ活動、
臼井ゼミに入ってよかったこと、一番成長したと感じることを深堀りしていきます!
Polaris班の先輩方から15期へのメッセージもあるのでお楽しみに!
後編は近日公開です!