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日本大学法学部 臼井ゼミナール

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[U-11 INNOVATION]ブログリレー髙橋悠介編

2018年08月23日

 

こんにちは!突然ですが、このブログを開いてくれたみなさんに質問です!

 

「あなたが生きる上で最も大切にしている価値観は何ですか?」

 

 

 

 

 

 

いきなり失礼しました!↑の質問は頭の片隅にでも置いておいてください!(笑)

 

前回の副ゼミ長りょーへーからバトンを引き継ぎました

臼井ゼミ11期ゼミ長の髙橋悠介です。

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簡単に自己紹介しますと、

 

・11期唯一の新聞学科  ・小中高サッカー部  ・茨城の海の街出身

・趣味=「カッピング」(簡単にいうとコーヒー巡り)☕☕

 

…というあまり特徴もないゼミ長ですが、ブログを書くことも初めてなうえに

トリということでだいぶ焦っております((汗

 

↓フィリピンでのカッピング体験です(笑)


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さて、これまでの9人のブログはご覧になりましたでしょうか?

みんなそれぞれに、臼井ゼミの特徴や大学生活、専門分野のマーケティングや就活のことなどなど、

個性豊かなブログを書いてくれたので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

ということで、私はあえてもう書かれているゼミそのものの内容には触れず、

少し方向を変えた話をしてブログリレーを締めようかなと思います!

少し長いですが、最後だと思ってぜひお付き合いください!

 

 

 

 

 

テーマ:「価値観と環境について」

 

 

私がテーマに選んだのは、価値観×環境という人間の感情論に触れた内容です。

 

さて、ここでこのブログの1番↑↑ に聞いた質問をもう一度尋ねてみます。

「自分が生きる上で最も大切にしている価値観は何ですか??」

 

 

…と問われたとき、ササっと答えられますか?

 

自由や革新、安定や変化、お金や地位、愛情や論理性…

価値観とは多種多様であり、人の数だけ千差万別です。

 

しかし、他人の性格や長所・短所はなんとなく観察するのに、

自分のことって意外と言葉で表すのは難しいですよね?

 

日本人は自己分析が謙虚な故に苦手だとよく言われますが、

私も自分の価値観について、最近まで考えたこともありませんでした。

 

 

なので、ある機会で↑の質問をされたとき、

「自分の価値観とは??」「あれ、自分は将来どういう姿になりたいんだろう?」

と急に焦燥感に駆られたことを覚えています。

 

なぜならそれは、20歳を過ぎて社会人としての将来が近づいている時期に対して、

その将来のベースとなる自分の指標がなにもないことを意味していたからです(焦)💦

 

現代は働き方がより多様化し、好きなように働くことが可能となりつつある社会環境であるのに、

好きなように”の核となる部分がわからない=就活はおろか、残りの学生生活も

どう過ごしていいかわからない!=とてももったいない!

 

ですよね。。。

そこで、自分が本当に大事にしている価値観の見つけ方を模索していました。(大学1年の冬頃⛄)

 

 

 

その見つけ方として、これまでの自分の環境と、そこに存在している価値観という2つの軸を

照らし合わせながら探す方法を試すことにしました。

ここからはあくまで私の話なので、自分の場合に置き換えて読んでみてください!

 


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まず①【いまの大学生活と価値観の関係】(大学1年生時)

大学生は自分が自由に使える時間が多くあり、

履修・バイト・人間関係・趣味など、

生活を構築するほとんどのことを自由かつ主観で決められます。

とても贅沢なことですね。

 

 

好きなことだけやり、苦手なことはやらなくても安定して生きていける自由な生活は

確かに楽しいものですよね。しかし、私は楽しみと同時に何もしていない

楽観的な自分と、過ぎていく時間のギャップに虚無感を感じたり、

生活の質に不足感を覚えることも多くなっていきました。

 

つまり、私の1年間の大学生活を表す価値観は

「自由」「主観」「安定」「楽観的」

 

であり、そのような価値観に対して私は魅力的に感じていない

=重要視している価値観ではないといえると初めて気づきました。

 

 

 

 

 

では、自分が過去に充実感を持っていた環境はいつだろう?

→中高の学校生活でした。

 

②【過去の環境と価値観の関係】

 

義務教育・高等教育は規則や制限が多くあり、自由度は大学と比べると低いといえます。

また、部活やクラス活動などの集団活動になると、組織の目標が設定され、

困難や衝突が必ず生じます。ときには、挫折を経験することもありました。

 

 

大学の価値観と比べると、

「制限」「困難」「挫折」など、マイナスともとれる言葉が並んでいます。

これらの言葉をマイナス要素を共通項として「リスク」と表すとすると、

 

なぜ私はこのようなリスクだらけの環境に充実感を感じていたのか、自分でも疑問に思いました。

 

しかしそれは、リスク乗り越えた先の「達成感」がとても感動するという経験をしたことと

直結していると気づきました。

 

部活をひとつとってみても、部員全員が同じ目標に向かって熱量を向上することがまず

難しいですが、全員のやる気が高まったからといって試合に勝てるわけではありません。

先ほど価値観は一人一人違うと述べましたが、

努力量や意識の違い、主張のぶつかり、対立…

組織である以上、目標に向かうためには困難や問題は必ず起こります。

 

しかし、自分が傷つくかもしれないリスクを経験した分、

最後の大会や大事な試合での結果に達成感の大きさが比例されるのではないでしょうか?

 

 

つまり私は、「達成感」という価値観を充実の対象とし、

達成感の質を高めるために必要な「リスク」をも大切な価値観に捉えていた

のだと考えられます。

(ドMではありません💦)

 

 

 

 

この自分の価値観の策定を根拠づけるのが、①です。

達成感を自分が重視しているとすれば、何もチャレンジしない自分や

安定を選んでいる自分に不足感を抱くのは当然のことです。

 

 

好んで身を置いていたはずの自由や安定という価値観よりも、

真逆の困難や制限という価値観を重視していたなんて、想像もできませんでした。

 

 

このように、価値観を見つける手法として、

環境と充実感を示す価値観・環境と不足感を示す価値観を対称的に比較してみると、

 

自分が大切にしている価値観が意外なものであることも見えてくるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

私は、自分の大切にしている価値観に気づいてから、何かに達成感を感じる活動ができる環境に

身を置くことを選択の重要な指標に設定し、たとえリスクがあったとしても進んで挑戦してみることを

大学生活の中で多くやろうと思うようになりました。

 

ゼミ選びも、自身の価値観と環境を考え、「本気になれるゼミ」である臼井ゼミには

リスク(たくさんの困難)と達成感

が一番得られるかもしれないと思ったからです。

 

 

 

 

…と長々と私のことを話してしまいましたが、最初に述べたように、

価値観とは人によって必ず異なります。

 

私の価値観に対しても批判的・否定的な意見を持つ人も必ずいるはずです。

 

これを読んでいるみなさんに伝えたいことは、

まず自分の価値観について知ることは、日々の充実につながり、

そしてそれが様々な選択に結びついてくるということです。

 

 

これから先、きっと多くの選択をしていくことになると思いますが、

大学という環境の中では、あと幾つかしか自分の環境を選択する機会はないと思います。

 

 

その一つとして、ゼミ選びも自分の属する環境を決める選択肢になると私は思います。

なぜなら私もゼミは大学生活の大きなターニングポイントになっていると感じるからです。

 

 

主に、大学2年生のみなさんは、夏を終えてゼミの情報を集め、

志望ゼミをいくつか決めていく時期だと思いますが、その指針として、

自分の価値観と照らし合わせながら考えてみてはいかがですか?

 

きっと、大事な指標となるはずです。

 

 

結局最後はゼミや大学生活の話になってしまいましたが、

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

 

 

 

 

以上で全10回の臼井ゼミ11期によるブログリレーを締めたいと思います!

個人によるブログはここで終わりですが、

また違う形でブログは更新されていくと思うので、今後もぜひ!

チェックしてみてくださいね!


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