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日本大学法学部 臼井ゼミナール

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[U-11INNOVATION] ブログリレー 吉田涼平編

2018年08月16日

勇健からバトンを引き継ぎました第9回を担当させていただきます、副ゼミ長のサッカー王子(ハードル爆上げ)こと吉田涼平です。

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(法学部なので友人宅のプライバシー保護のため、背景は国際色強めにイタリアのスタジアムに差し替えました)

あとポーズは小顔意識ではなく、好きなサッカー選手のゴールパフォーマンスです。誰のポーズなのかわかった君は僕と握手しましょう。

少しばかり僕のことを話しますと、サッカー王子(笑)という異名の通りサッカー大好きです。これは自慢話ですが先日、第1回目のブログを書いてくれた石井君と往年のスター選手であるデイビッド・ベッカムに会いに行ってきました。(ゼミ活動の一環ではないです笑)

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以降ベッカムとはマブダチです(もちろん嘘です)
ではでは、僕がサッカー大好きだと知ってもらえたと思うのでそろそろ本題に。
せっかくのマーケティングゼミなので僕は「マーケティング」についてブログを書かせていただきます。

題材は僕の好きな……仮面ライダーです(キック繋がりで許してほしい)

皆さんは仮面ライダーの変身ベルトを知っていますか?
おもちゃ売り場に行けば大体5~6000円で売っていますよね。
僕としてはお母さんに買ってくれと駄々をこねた記憶も暖かな思い出です。

でもその変身ベルトが4万円で売っていたらどうしますか?それで子供が「ママ買ってよ~!!」なんて駄々こねましょうか……
ママの顔面は蒼白、暖かな思い出は極寒の地獄へと変貌するでしょう…

しかしですね、この非常に高価な変身ベルト。僕の妄想などではなくバンダイのComplete Selection Modification(通称CSM)という製品として実在しています。実在しているなんてママだけじゃ飽き足らずサンタさんまでも悲鳴を上げてしまいますね。

ではなぜこのような製品を作ったんだ…?
ここにマーケティングが関わってくるんです。

本来変身ベルトは子供向けの玩具ですがこのCSMというものは「大人用」の変身ベルトというコンセプトのもとに作られており、もちろん販売ターゲットは子供ではなく大人に向けられています。また、大人がターゲットであるため取り扱う仮面ライダーは最近の仮面ライダーよりも僕らのような大人が子供の頃に見ていた作品が多いです。自分で例えるとすると、水嶋ヒロさんの演じた「カブト」佐藤健くんの演じた「電王」などが該当しますね。
その中でも僕は「オーズ」という作品が好きで、放送していた中学生の頃からずっと大好きな思い入れの深い作品です(知らない人はごめんね)
そのオーズが先日、8年の時を経てCSMとして復活しました。
ついに僕をロックオンしたなバンダイめ…
ではロックオンされてしまった僕が、このCSMという製品に詰め込まれた戦略について少し説明しましょう。
本来の変身ベルトというものは対象年齢が3歳以上の子供たちに向けられ、遊びやすさや安全性がしっかりと考慮されています。一方のCSMは対象年齢が15歳以上であるため、より番組の演出に近い音声や形状を再現することが可能です。こうした、新たなバリューの提案は番組が終了してもその作品を好きでいる人のニーズや、当時その作品を好きだった人の潜在的ニーズを引き出します。今回の僕ですね(笑)
さらにはこのCSM、販売形式がいやらしく受注生産限定で「今買わないと今後手に入れられない」というプレミアム感が購買意欲をさらに駆り立てるのです…バンダイめ!

「高い…でもそれに見合う機能がついてる…うぅ、今買わないと今後買えない…」

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で、見事に乗せられて買いました。
おのれバンダイ!!
そもそも、なぜ大人をターゲットにしたのでしょうか。

みなさんは社会問題として頻繁に取り扱われる「少子高齢化」はご存知ですよね?この社会問題は子供をメインターゲットに据える玩具業界としてはとても苦しいのが本音でしょう。
しかしその問題を放置してしまえば企業は事業を長く続けることが難しくなってしまいます。そこで子供以外の層をターゲットとして、新たな顧客を取り入れるためのアプローチがこのCSMという大人用の変身ベルトなのです。
細かく取り上げればブランドによる価格プレミアム効果やニッチ戦略など様々な概念が絡み合ってこの製品は販売されています。詳しくは臼井ゼミで学ぼう!(笑)

それと、長々と書きましたが4万円のベルトを買った言い訳ではなくバンダイという企業のマーケティングを説明しているだけですからね!本当です!!(笑)

まあ、楽しませていただいてますけども…
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※成人済み(撮影は自宅)

 

世の中にはたくさんのメーカーが存在し、数々の製品が日々生み出されています。
しかしヒットするのは一握り、今ブログを読んでいるあなたが使っている携帯やパソコンもその一握りにすぎません。
作ったものが売れないと困りますし、売れないものは作りたくないですよね普通。
そこでその不確実性を限りなく低くさせるための媒体がマーケティングという学問です。ぴんとこない人のためにもっと砕いて言えば勉強が直接金儲けに繋がる(小声)学問です

そんなマーケティングを日本大学法学部で学べるゼミが臼井ゼミナールです。

法学部ということでこれまでマーケティングを学んだことのない人も多いでしょうが、僕もその1人でした。知らない学問だと身構えずちょっとでも気になったらお話だけでもどうでしょうか?
ここまで読んでくれてありがとう。僕のブログはここで終わりです。
少しでもマーケティングと臼井ゼミに興味を持ってくれれば幸いです。
そんなこんなでブログも僕が9回目なので次で最後ですね。寂しいね。
その栄えある最後を締めくくるのは自称カフェイン依存症で体のほとんどがコーヒーで形成されていると専ら噂の我らがゼミ長の高橋君です。

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(光を当てまくって女優気取りな僕とゼミ長)

集大成として、とても面白いブログになると思うので僕も楽しみにしています(笑)

ではまた来週をお楽しみに!