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日本大学法学部 臼井ゼミナール

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【U9-STYLE】金聖勲編

2016年11月16日

カテゴリー: U9-STYLE

안녕하세요.

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臼井ゼミナール8期の金聖勲(김성훈)と申します。

国籍は韓国。ですが、生活習慣や一般常識は日本。ですが、母国に対する愛国心はとても強い。ですが、徴兵令はシカト中。さらに母語と母国語が一致していない。という自分でも韓国人なのか日本人なのかよく分からない22歳です。

話は変わりまして、今回のブログのテーマは「研究について」ですが、そもそも“研究”とはなんでしょうか。それについて書いていきたいと思います。

研究とは、「この世にある知識、情報を用いて、わからないことを明らかにする」こと。また、研究の簡単な流れとしては、

1. 興味を持った事柄についての既存の研究を読む

2. そこから現状の研究の穴や問題点を見つける

3. 文献やデータから仮説を立てる

4. その仮説が採択されるか棄却されるか実際に検証する。

5. 論文にまとめる

というのが私の解釈です(きっと間違ってない)。
では次はこれをもっと噛み砕いて説明したいと思います。

唐突ですが、誰もが両親や友達や恋人にプレゼントをあげるという経験があるかと思います。

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プレゼントを選び、あげるまでの過程は「どんなものがいいのだろうか」と考え、「こういう物であれば喜んでくれるんじゃないのかな」と考え、実際にプレゼントして喜んでくれた、または微妙な反応だった場合、「喜んでくれてよかったー」または、「あっちゃー失敗したー」
ざっくりこんな感じではないでしょうか。

実はこれ見方を変えると研究と似ているのです。プレゼントをあげるまでの過程を研究と照らし合せてみると、

1. 興味を持った事柄(例えば恋人の誕生日)について既存の研究(今まであげた物、今現在持っている物、持っている物の状態)を読む(思い返す)。

2. そこから現状の研究の穴(まだ持っていないもの)や問題点(ボロボロの物や新しく欲しがっている物)を見つける。

3. 文献やデータ(ネットで“恋人へのプレゼントならこれがいい”のようなサイトを見たり、恋人の友人や両親から情報を仕入れたり、デートした時に恋人の動向をよくチェックする。また、今までの経験から知っている恋人の好き嫌い)から仮説(きっと今こんなものが欲しいはずだ)を立てる。

4. その仮説(きっと今こんなものが欲しいはずだ)が採択される(喜ばれる)か棄却されるか(喜ばれないか)実際に検証(買って、プレゼントする)する。

5. 論文にまとめる(「恋人〇〇へのギフト贈呈に際する喜悦度の研究」などというテーマで)

となります。
研究の流れがどういったもの伝わったでしょうか。

先にも述べましたが、研究とは「この世にある知識、情報を用いて、わからないことを明らかにする」です。そして、プレゼントをあげるという事は、「この世にある知識や情報(自分や周りの人からの情報)を用いて、わからないこと(なにをあげれば喜ぶのだろうか)を明らかにすること」です。
つまり、『プレゼントをあげる事=研究』なのであります。(錯乱)
よく分からない結論になってしまいましたが、研究がどういうものか多少は伝えられたのではないでしょうか、、、、、、、、、(不安)

最後に、『誰かのために役に立つ研究』こそが価値のある研究なのです!
「恋人〇〇へのギフト贈呈に際する喜悦度の研究」←こんな研究の価値は皆無です。(^ω^)

Fin.